農業ポータルおかやま
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レゲエ(音楽)を聴かせて(JAつやま)
〜 高品質の椎茸栽培に取組む〜
  
 
    JAつやま(広報誌 3月)


レゲエを聴いて育ったきのこ
 津山市加茂町公郷の藤本学さん、享さん兄弟は、両親が培ったきのこの栽培技術を継承しながら、一味違った菌床椎茸の栽培に取組んでいます。
 藤本さんの栽培方法で、特に特徴的なのは椎茸に音楽を聴かせていることです。
 これは、きのこが振動などの物理的な刺激で発生が促進される点に着目したもので、施設内ではジャマイヵが発祥地のレゲエ音楽の中でも特に重低音の効いたダンスホール・レゲエを常に流しています。
 また、安全・安心なきのこを提供するため、菌床に使用する木材は半径2q以内で農薬散布がされていないものを、コーン、ふすま、米ぬかなども認証機関の認証を受けている物のみを使用し、最も重要な水も地下水をくみ上げて浄水装置に通して余分な成分を除いて与えています。
 栽培した椎茸は、レゲエを聴いて育った事に因み、直訳すると「レゲエきのこ」と言う意味となる、「ラガマッシュ」と命名。市場からも肉厚で規格が揃っていることで好評です。