シュンギク

シュンギク春に花を咲かせ、葉の形がキク(菊)に似ていることから春菊と呼ばれています。
家庭菜園に適していて、日本ではお鍋に入れたり、おひたしにして食べることが多く、特有の香りを持つ野菜です。
栄養的には、カロテンの含量が多く、ホウレンソウに匹敵します。また、ビタミンC、カルシウム、鉄分なども豊富です。
栽培のポイント

秋蒔きが旬です。
中葉系の品種がつくりやすいです。

栽培のアドバイス

Q.なかなか発芽しませんがどうしたらいいのでしょうか。

シュンギクの種は、好光性のため厚く土をかけると発芽しにくくなります。光が当たるように、土を薄くするようにしましょう。

栽培暦
栽培暦
土づくり
いつ 何をする(1m2あたり)
種まき2週間前 苦土石灰 100g
1週間前 完熟堆肥 2kg
1週間前 有機配合肥料 60g
栽培方法
育て方 内 容
種まき 条間15cmに条まきし、薄く土をかけます。
間引き 1回目:発芽後、双葉が触れ合う程度に間引きます。
2回目:本葉2〜3枚で2〜3cm間隔に間引きます。
3回目:本葉4〜5枚で5〜20cm間隔に間引きます。
追肥 長期間栽培する場合、収穫中に15〜20日に1回、水やりをかねて液肥を施しましょう。
収穫 草丈15cmほどに生長したら、混み合ったところから間引き収穫を行いましょう。
また、下葉を残して摘み取ると、わき芽が伸びて長期の収穫が可能です。
霜が降りる場合は、ビニールなどで覆って防寒しましょう。