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第35回岡山県JA大会/農業、農家、地域を元気に 【更新日】2021/12/20 -
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JAグループ岡山は、岡山市で第35回岡山県JA大会を開いた。県内のJA代表者ら約200人が出席。
「農業を元気に!」「農家を元気に!」「地域を元気に!」を大会のメインテーマに掲げ、今後3年間の取り組みを決議した。持続可能な開発目標(SDGs)の実現に向け「JAグループ岡山 2021ー2030 SDGs取組宣言」も採択した。
県内総合2JA体制への移行や新型コロナ禍による影響など、JAグループを巡る内・外部環境が目まぐるしく変化するなか、JAグループの10年後の目指す姿として(1)持続可能で、強く元気な岡山県農業の実現、(2)豊かで元気な地域社会の実現、(3)「食」と「農」を基軸とした地域に根ざした「協同組合」の役割発揮の3つの姿を再提起した。目指す姿の実現には、基本目標「農家組合員の所得増大と農業生産の拡大・県民による地産地消」「地域の活性化」「『協同』のさらなる強化」を設定。組合員との対話を通じた不断の自己改革で「持続可能な農業所得の増大と農業生産の確立」「持続可能な地域・組織・事業基盤の確立」など5項目の重点取組事項の達成へ決議した。
JA岡山中央会の青江伯夫会長は「夢や希望の持てる岡山県農業や、豊かでくらしやすい地域社会の実現に向けて、JAグループが一丸となって取り組んでいこう」と呼び掛けた。
【令和3年12月1日付 日本農業新聞に掲載】
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