JA岡山県女性組織協議会とJA岡山中央会は、岡山市で岡山県JA女性部リーダー研修会を行った。県内JA女性部長・支部長など、オンライン参加も含め約110人が参加した。女性組織の中核を担う女性部リーダーの学習活動を通じて、JA事業や女性部活動への理解を深め、アクティブメンバーシップの確立を図ることが目的。
JA全中くらし・高齢者対策課兼女性組織対策室の熊田妙課長が「JA運営における女性参画について」と題して情勢報告した。「女性パワーなくして日本の将来、JAの将来は考えられない」と述べ、女性の運営参画の現状説明や運営参画向上に向けたJAの取組事例紹介などを行った。
おかやまエコマインドネットワークの赤井藤子理事は「コネクト未来~食品ロスを改めて考える~」と題して講演。食品ロスの現状や、関連する持続可能な開発目標(SDGs)について説明があった。
JAしまね総務部ふれあい福祉課の熱田由香さんを講師に、シナプソロジーを行い、楽しくリフレッシュしながら脳の活性化や認知機能、運動機能を向上させるプログラムを体験した。
JA岡山県女性組織協議会の河内恵子会長は「新型コロナ下で希薄となった『つながり』を私たちの力で盛り立てていけるよう、研修会で学んだことをいかして、引き続き各地域で工夫をこらした活動を展開してほしい」と呼びかけた。