JA岡山県女性組織協議会は、岡山市内で第67回通常総会を開いた。県内女性部員ら約120人が出席。2018年度の事業報告と19年度事業計画などを承認した。任期満了に伴う役員改選では、新会長に、河内恵子さん(JA岡山)、副会長に佐野廣子さん(JA岡山西)、上原輝子さん(JA勝英)を選任した。
2018年度の女性組合員数、女性部員数の増加で優良な実績を上げたJA岡山西女性部とJAびほく女性部を表彰した。
本年度は、JA女性組織3ヵ年計画「JA女性 地域で輝け 50万パワー☆」の実践初年度として、「食を守る」「農業を支える」「地域を担う」「仲間をつくる」「JA運営に参画する」の5つを重点事項に食と農を守る活動を基本に米消費拡大や食農教育、助けあい、健康増進、さらにJA運営への女性参画を推進する。また、防災に対する意識を高めるため、万一の備えを万全にする学習活動にも取り組む。仲間づくりでは次世代を育成するため、食農教育活動を通じたフレッシュミズへの加入促進に取り組む。同協議会の筒塩清美会長は「5つの重点事項の活動を通して安心して暮らせる地域を作っていきましょう。」と呼び掛けた。
総会終了後、武庫川女子大学教育学部教育学科の藤本勇二准教授を講師に迎え「JA女性部活動の今日的意義~SDGsの視点から~」と題した講演を聴いた。