JAグループ岡山と岡山県農政協議会は、岡山市で県に対して2021年度県農業施策・予算に関する要請を行った。
　要請には県農政協議会を構成するJAグループ岡山の役職員11人と、県から農林水産部の槙尾俊之部長ら8人が出席した。
　　(1)新型コロナウイルス感染症、豪雨等による災害に強い農業づくりへの支援
　　(2)水田農業対策
　　(3)園芸対策
　　(4)畜産・酪農対策
　　(5)担い手等の確保・育成対策
　　(6)農業・農村の価値創出対策
　等の6つを柱とした、24項目について要請した。
　同協議会の青江伯夫会長（JA岡山中央会長）は「コロナ禍に対応した強力な県産農畜産物の需要喚起や、災害に強い農業づくりへの支援について、予算確保等を強くお願いしたい。さらには、JAグループ、県、農政局の三者による県産農畜産物の需要と供給の拡大に向けた連携協定の趣旨を踏まえた施策を講じてほしい」と要望。
　槙尾農林水産部長は「今回の要請内容を踏まえ予算編成に臨むとともに、県農業のさらなる発展のため、JAグループと連携し各種取組を進めていく」と答えた。