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在来線で貨客混載 農産物を駅ナカで JA晴れの国岡山 /【広報誌】晴ればれ 2021年10月号 -
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びほく統括本部は、JR西日本岡山支社やヤマト運輸などとタイアップし、在来線の普通車両の客室を使い、高梁市から岡山市へびほく産食材を運ぶ貨客混載を本格的に始めました。毎週木曜日に輸送し、JR岡山駅の駅ナカ店舗で販売。県南や県外の駅利用者へ、びほくエリアの農産物の周知と販路拡大を目指します。
初日には夏秋トマト・アスパラガス・タマネギなど17品を輸送。高梁市の近藤隆則市長や同統括本部の中村正義常務ら関係者が岡山駅で輸送状況を見守り、農産物は、駅構内店舗従業員が受け取りました。当日午後4時には店頭に並び、30代女性は「帰宅時に県産の新鮮食材が買えるのは魅力的で、利便性が高い」と話しました。
近藤市長は「定時制が定着すれば、固定客も付いてくる。生産者の意欲向上にもつながる」と期待を寄せました。
定期輸送は、JA直売所の高梁グリーンセンターで農産物を詰めた専用配送ボックスをヤマト運輸の配達員が、備中高梁駅で列車客室にボックスを乗せた台車を固定して輸送。
同支社による全量買い取りのため、生産者もJAも食品ロスを最小限に抑え、生産者の所得向上も期待します。
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