JA岡山助け合いの会「かがやき」西エリアでは、大橋公会堂においてサロンを開催しました。
まず、JA岡山厚生連の講師による「高齢者に必要な『タンパク質』を摂る食事」の講話を聴きました。高齢になると1回の食事の量も少なくなり、虚弱体質の人が増加します。転んだり、つまづくことで寝たきりの生活を送らないよう、日頃から気をつけることが大切だと思いました。
毎年の調査で全国では100歳以上の方が9万人以上おられ、超高齢社会が進みつつあります。
亡くなる人の原因の第1位は「ガン」、2位以降、「心臓病」「老衰」「脳に関する病気」「肺炎」の順に続きます。講師から予防として、「口を大きく開けること、つばを飲み込む力を日頃から身に着けることが大事」とお話がありました。講話の最後には「歯合わせ体操」と題し「舌体操」「顔面体操」「唾液マッサージ体操」をみんなで行いました。参加者からは「口の周りが軽くなり、続けてやってみよう」と喜びの声が聞こえました。
講話の後は、協力会員による地域の歴史紙芝居「雨月物語」を上演しました。地元の吉備津神社にまつわるお話で、参加者からは「吉備津神社の歴史についてこんなに詳しく知らなかったのでとてもよかった」と喜ばれました。
家にこもる高齢者も増加していますが、サロンに参加し、人と話をしたり聞いたりしながら、笑顔で毎日を送ってくださればと思います。