緑色の部分にはβ―カロテン、ビタミンC、カルシウム、カリウムなどが多く含まれ、白色の部分にはネギ特有の刺激性のある臭いの元となる硫化アリルが含まれています。
硫化アリルには殺菌作用や抗菌作用、体を温める作用、さらに血液をサラサラにする作用もあります。
根が浅いことから有機質に富み、地域制、排水性、保水性に優れた土壌が適します。乾燥には強いが土壌乾燥で分げつするので注意しましょう。
ネギは、キュウリなどど一緒に植えておくと土伝染する病気を防ぐことができます。
葉ネギは防除しながら収穫もできる優れものです。
いつ | 何をする(1m2あたり) |
定植2週間前 | 苦土石灰 120〜150g |
1週間前 | 完熟堆肥 3kg |
1週間前 | 有機配合肥料 100g |
育て方 | 内 容 |
種まき・育苗 | 苗床か、チェーンポット(264穴セルトレーでも可)。 に種2〜3粒をまく。育苗期間は、チェーンポットは45日(太さ2〜3mm)、苗床は90日(太さ7〜8mm)。 |
定植 | 本葉が5〜6枚まで苗が育ったら、5cm間隔に3〜5本ずつまとめて定植します。 溝の壁面に垂直になるように立てて植えましょう。 |
土寄せ・追肥 | 定植後はネギが倒れないように土寄せし、約3週間ごとに追肥しましょう。 CDU化成各20g/㎡を施します。 |
収穫 | 60〜70日後から収穫できます(草丈50cm程度〜)。 葉鞘を少し残して収穫すると、葉が伸びて再度収穫できます。 |