カブ

カブ世界中で栽培されていて、アフガニスタン原産のアジア系と中近東から地中海沿岸原産のヨーロッパ系との2変種に分かれます。
カブは根よりも葉の方が栄養素が高く、煮物や漬物にして丸ごと食べられる野菜です。
春の七草の「なずな」はかぶのことです。
栽培のポイント

乾燥に弱いので、湿気を保つため、かん水する。適期に間引きましょう。

栽培のアドバイス

Q.葉は大きくなりましたが、カブが大きくならないのはなぜでしょうか。

窒素肥料が多いと、根が太らないことがあります。秋に植える場合は、10g/㎡程度に抑えるようにしてください。

栽培暦
栽培暦
土づくり
いつ 何をする(1m2あたり)
定植2週間前 苦土石灰 100〜150g
1週間前 完熟堆肥 2kg
1週間前 有機配合肥料 120g
栽培方法
育て方 内 容
種まき 乾燥していない土に、条間10〜15cmの条まきをします。
薄く土をかけます。
間引き カブは葉が生育してから根が肥大します。
1回目:発芽がそろったら込み合ったところを間引きます。
2回目:本葉2〜3枚の時、病害虫に侵されたもの、生育不良のものを抜き取ります。
3回目:本葉4〜5枚の時、株間10〜12cmの1本立ちにしましょう。
追肥・土寄せ 最終間引き後、条間に追肥し、土寄せしましょう。
根が直径2cmのころ2回目の追肥を行いましょう。
収穫 40〜50日で収穫できます。
根の直径が3〜5cmの時に収穫しましょう(小カブの場合)。