ソラマメ
莢(さや)が空に向かって付くから「空豆」、または莢の形がカイコの作る繭(まゆ)に似ていることから「蚕豆」と書かれます。莢の中の豆の形がおたふくに似ていることから「おたふく豆」という地域もあるそうです。
栄養的には、豊富なタンパク質のほか、ビタミンB群、C、ミネラル、特に鉄分が多く含まれています。
栄養的には、豊富なタンパク質のほか、ビタミンB群、C、ミネラル、特に鉄分が多く含まれています。
連作しないようにし、3~5年あけましょう。
水はけと日当たりのよい場所を選びましょう。
Q.冬に苗が枯れたのですがなぜでしょうか。
ソラマメは成長段階によって低温、高温に耐えられるかが変わる作物です。発芽から生育に適しているのは15度〜20度で、25度以上になると、生育やさやのつきが悪くなります。幼苗期、本葉5枚までの時期は低温に耐えられますが、花やさやは0度以下にで寒害を受け枯れてしまいます。開花し結実するには一度低温にあわせる必要があります。本葉5枚程度の時期に越冬できるように、適期に種まきするようにしましょう。
いつ | 何をする(1m2あたり) |
定植2週間前 | 苦土石灰 100〜120g |
1週間前 | 完熟堆肥 2〜3kg |
1週間前 | 有機配合肥料 50g |
育て方 | 内 容 |
種まき・間引き | 畝幅1mの中央に30〜40cm間隔で1か所に2粒ずつ直まきします(ポット等で育苗しても良いでしょう)。 種はお歯黒を下に向けてまきましょう。 そのまま2本伸ばしても良いですが、間隔が狭いときは本葉3枚の頃に1か所1本に間引きます。 |
追肥 | 11月中・下旬と3月の中旬ごろに20gずつ化成肥料をまきます。 3月の追肥のあとは、株が倒れないように土寄せしましょう。 |
収穫 | さやが垂れたら収穫しましょう。 開花後50~60日で収穫期です。 |