タマネギ

タマネギタマネギを包丁で切ると涙が出るのは、タマネギに含まれる硫化アリルという成分が揮発して、目に刺激を与えるからです。この硫化アリルという成分は、血液をサラサラにするといわれ、糖尿病、高血圧などの予防に有効といわれています。
加熱すると甘みが出て旨みが増し、肉や魚の臭みも消してくれる優れものです。
栽培のポイント

病害虫防除は早めに行いましょう。
追肥は遅れないようにしましょう。

栽培のアドバイス

Q.トウ立ちしたら、株は引き抜いたほうがいいのでしょうか。

トウ立ちすると、芯ができて固くなるので早めに引き抜きましょう。

栽培暦
栽培暦
土づくり
いつ 何をする(1m2あたり)
定植2週間前 苦土石灰 100〜200g
1週間前 完熟堆肥 1〜2kg
1週間前 有機配合肥料 80〜100g
栽培方法
育て方 内 容
種まき・育苗 条間10cm、種子間隔1.5cmで条まきします。
保湿のため、ワラや寒冷紗等で覆い、かん水しましょう。
発芽が終わったらワラ、寒冷紗は取り除きます。
根元の直径が5mm程度になるまで50日前後育苗します。
定植 条間15cm、株間15cm程度、タマネギ用の黒マルチの使用がお勧めです。
深さ2〜3cmになるようにマルチの穴に1本ずつ植えましょう。
追肥 定植後20〜30日、2月上旬、3月上旬の3回行いましょう。
3月中旬以降に追肥すると、貯蔵中の腐敗が多くなります。
収穫 茎葉が60%程度倒伏したころ、晴天続きの日の午前中に抜き取ります。
1日乾燥させてから、6〜7球ずつ束ねて、雨のあたらない風通しの良い日陰につるして貯蔵しましょう。