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コロナ禍でできる取り組みを行う 【更新日】2022/03/22 -
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JA岡山中央会や県生協連、県漁連、県森連でつくる岡山県協同組合連絡協議会は、NPO法人フードバンク岡山へ県産農林水産物やコープ商品などの支援物資を寄贈した。
同日、岡山市で贈呈式を開き、フードバンク岡山の糸山智栄理事長へ、同協議会構成団体の代表者らが支援物資を手渡した。
寄贈した物資は、JAから、岡山県産の里海米「きぬむすめ」(5キロ)を100袋、県生協連から、ビーフカレー甘口および中辛を各500食、「ミックスキャロット」ジュース(125ミリリットル入)を1200本、サブレおよびチョコ菓子を各100個、県漁連から「岡山のり」(32袋入)を40個、県森連から岡山県産原木栽培乾しいたけ(100グラム入)を53袋。
JA岡山中央会の青江伯夫会長は「コロナ禍で経済が停滞し、生活に困る人々が増えている現状を打開するため、今回贈呈させていただく。これからも相互扶助の精神のもと、各協同組合が連携し、時代にマッチングした取り組みを進めていきたい」と述べた。
フードバンク岡山の糸山智栄理事長は「支援いただき大変ありがたい。フードバンクの取り組みは地産地消や持続可能な開発目標(SDGs)につながるもの。これを機に取り組みの輪がもっと広まってもらえればと思う」とお礼を述べた。
フードバンク岡山は、県内の企業・団体などから無償提供された食品を県内の子ども食堂や児童養護施設、社会福祉施設に配布するなどの支援活動を展開している。今回寄贈した物資は、フードバンク岡山から主に県内の子ども食堂を通じて、子育て家庭に配布される予定。
【令和4年2月15日付 日本農業新聞に掲載】
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