高梁市のびほく花木生産部会は、花トウガラシの県内唯一の生産地として11人が栽培しています。10月中旬まで、直売所のほか、関東市場を中心に出荷しました。

　植え付けに多少手間がかかりますが、軽量で出荷もしやすく、部会員の小見山賢二さんは「高齢者でも始められるので、しっかりPRして生産者を増やしたい」と力を込めます。小見山さんの母、加代さん（101）は、天井から吊るした花トウガラシの葉を、1枚ずつハサミで摘み取る作業を毎日手伝い「私のやりがい、生きがいになっている」と笑顔で話しました。