JA岡山では、栽培に関する知識・技術の習得、新規就農者の確保・育成を目的に、2013年からモモとブドウの農業塾を開講しています。本農業塾はJA共済の地域貢献活動の一環を担っており、塾生の多くが生産部会へ加入し市場への出荷や直売所への出荷を行うなど、新規栽培者の確保につながっています。
岡山市北区栢谷の津高支所にて「もも農業塾」を開講しました。
もも農業塾では営農指導課職員が講師となり、モモの基礎的な管理や栽培方法を座学と実践形式で学び、技術習得を目指します。
第1講目は、資料に基づき基礎知識や専門用語、整枝・せん定作業について説明を行いました。その後、芳賀地区のほ場に移動し、実際にせん定作業を行いながら、葉芽と花芽を見分け、樹勢を考え、伸ばしていきたい枝をイメージしながらせん定を行いました。
また、岡山市東区南古都の上道支所では「ぶどう農業塾」を開講しました。
開講式では、塾生が「基礎をしっかり学び、より良いブドウを作りたい」などの意気込みを話しました。開講式の後、営農部指導課職員が講師となりブドウに関する基礎知識を説明した後、百枝月地区の研修園地に移動し、整枝・せん定の実務講習を行いました。
講師を務めた職員は「栽培や管理についての知識、技能を確実に習得して、市場や直売所への出荷を目指して取組んでほしいです。」と話しました。