岡山市南区藤田地区のJA岡山藤田たまねぎ部会では、タマネギの出荷が始まりました。出荷が始まったのは、極早生品種で、みずみずしくやわらかくて甘いのが特徴です。
　藤田地区は、60年以上前から続くタマネギの産地で、土壌がミネラルを多く含んでいるため肉厚でやわらかく、甘い味わいがあります。
　本年度産は、暖冬傾向から一変して、3月に冷えこむなど不安定な天候で栽培に厳しい気象状況になりましたが、現在のところ品質はおおむね良好となっています。
　同部会は、21人の生産者らが7．12ヘクタールで栽培し、品種を切り替えながら9月上旬まで岡山市場を中心に出荷しています。同部会の竹林秀敏部会長は「今年の収穫が始まりました。最終の晩生品種まで、安全・安心で高品質なおいしい『藤田タマネギ』を出荷して、多くの人に食べてもらいたい」と話しました。