JA岡山は岡山ダイハツ販売株式会社のCSR(企業の社会的責任)活動に協力し、農作業支援を行っています。吉備中央町加茂川地区で同社の社員ら13人が、(岡)加茂川ぶどう部会の園地でブドウ棚のビニール被覆作業を行いました。
これは同社のCSR活動の一環であり、JAが生産部会との仲介役を担い、岡山県を代表する果樹の管理作業を支援することで、地域農業の活性化に貢献することを目的としています。
作業開始前には、ビニール被覆の目的などの説明が行われ、ブドウ栽培について知識を深めました。
その後同社新入社員、部会員、JA職員と岡山県備前広域農業普及指導センター職員が2グループに分かれ、ブドウ棚へのビニールの被覆作業を行いました。同社員は部会員から「ビニールをしっかり引っ張って風で飛ばされないように気をつけて」とアドバイスを受けるなど、1工程ずつ確認しながら作業を行いました。
受け入れ先の部会員は「通常2、3日かかる作業が1日たたずに終わりとても助かった。普段は家族で作業を行っているので人手があると大変ありがたい」とほほ笑みました。参加した同社の社員は「ずっと手を上げている作業が多く、思っていたよりも重労働だった。よいものを作るためには時間と労力がかかることを感じた」と話しました。